大都市から地方都市に移住し、自宅のオフィスや落ち着いたカフェなど、場所にとらわれない働き方ができるのがフリーエンジニアです。
ゆったりと自分のペースで働けるイメージがありますが、実際はどうなのでしょうか。
フリーエンジニアの働き方は、顧客からどのように仕事を取ってくるかで忙しさが変わります。
定期的・定量的に仕事を受ける契約を結んでいれば、安定して仕事が貰えるので、いつが忙しくて、いつ落ち着くのかの目安が付きます。
ただ、このように顧客と安定的な仕事を契約できるようになるまでには、長い道のりがあります。
信頼度とスキルがあることが、フリーエンジニアが仕事を得るための第一条件です。
エージェントを仲介して仕事を卸して貰っても、実績の無いエンジニアには仕事は振りにくいもの。
依頼したところで、期日通り高い成果を出してくれるのか、きちんとコミュニケーションを取ってくれるのか、不透明だからです。
駆け出しのフリーエンジニアは実績が乏しいのが実情です。
いくら前職で輝かしい成績を持っていたとしても、その人自身にネームバリューが無ければ、最初は信頼されにくいものです。
仕事を通じて実績を作るしかありません。
駆け出しの頃は、多くのエンジニアが仕事を詰め込み、休みなく働いています。
上手く軌道に乗って、安定的に仕事が受注できるようになれば、自分の能力や体力と相談で、受ける仕事の量をコントロールできるようになります。